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インターンシップもwebリスクに要注意!
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2014年11月12日
一般的にインターンシップ制度とは、「学生が在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した仕事を体験するため、一定期間、企業や関連団体で就業する制度」として認知されています。ご存じのとおり2015年度(2016年卒)から就職活動の時期が後ろ倒しになり、本格的な会社説明会等の「解禁日」は3月からになります。優秀な学生を見極めるために、積極的にインターンシップを導入していた企業も、学生の夏季休業中に集中的にインターンシップ制度を導入することが難しくなり、秋や冬にも導入する企業も増えてくるかと思います。
今回はそうしたインターンシップ制度の中にも潜む「Webリスク」についてご紹介します。

ここまで考える必要が…
企業が学生をインターンで受け入れることに、どのような危険があるのでしょうか。もちろん物理的にどの範囲までインターン生を受け入れるかで変わってきますが、「執務エリアに部外者を入れる」といった点は共通すると思います。
これによって考えられるリスクは以下の3つです。
1. 機密性の高い進行中のプロジェクトを、インターン生がSNSで拡散
2. ソーシャルエンジニアリングによる情報漏えい
3. 「雰囲気が悪かった」等、ネガティブなことを掲示板等で発言する
例えば1の事例。競合他社とコンペをしているプロジェクトの会議にインターン生を参加させてみた。学生からすれば、会議に参加できるだけであたかもプロジェクトチームの一員になったと思ってしまいます。そこでその学生は嬉しくなってTwitterで提案内容をつぶやいてしまいました。
インターンに参加する学生は意識が高い学生の確立が高く、幅広い情報ネットワークを持っているケースが多いです。こうした学生の発言を友達が拡散し、競合他社の社員の目に留まってしまった・・・。ここからはご想像の通りです。
もちろん、これらが全てではありませんが、よりリスクの高い3つを選んでみました。
インターネットが普及した時代だからこそ、インターネット上のトラブルは収束が難しく、できれば未然に防ぎたいものです。
インターン制度採用時の鉄則3か条
せっかく採用活動の一環としてお金と時間をかけてインターンシップ制度を導入しても、少し間違うと関係のないところで綻びが出てしまうリスクは増大してきています。企業側、特に人事関係者がすべき対策を載せておきますので、参考にしてみてください。
1. インターン生を受け入れる前に、SNSのリスクをしっかりと伝える
2. 学生を受け入れる側の情報リテラシーを向上させる
3. 内部情報が漏れていないか、常にWeb上をチェックする
情報漏えいに関しては、いくら予防していても実際に漏えいしたときに対策の術を知らなければ企業の身を亡ぼします。SNSも利用するのは個人の自由ですが、時と場合をわきまえて利用するように指導や確認を怠らないことが大切です。しかし、日々の業務の中、これらのことを同時に行うのはなかなか難しいと思います。Webリスクに関して専門的に予防・対策を行っている企業もあるので、相談してみるのもいいかもしれません。
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