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社長がネットで叩かれている会社と社長が頼りない会社、どちらに就職する?

2015年01月06日

複数の内定をもらった時、社長がネットで激しく叩かれている会社、もしくは社長が頼りない会社のどちらに就職しますか?
ネット上で叩かれていても本当のことは実際に見なければ分からないので、評判は気にしないという人もいるかもしれません。
一方、社長が頼りない会社はどうでしょうか。社長が頼りなくても、社員が協力してきちんと社会に貢献していれば、会社として頼れると判断するかもしれません。
そこで、「社長がネットで激しく叩かれている会社」と「社長が頼りない会社」のどちらに就職したいか、アンケートをとってみました。

アンケート結果

【質問】
2社から内定をいただきました! 人生をかけるならどっち?

【回答数】
・社長が頼りない会社:53
・社長がネットで激しく叩かれている会社:47

頼りなくても皆で協力する?頼りない会社を選ぶ人は約5割以上!

アンケートの結果によると、社長が頼りない会社を選ぶと回答した人がわずかに多い結果となりました。

・社長が頼りなくても、社員が協力しながら、社長の手助けができればいいと思う。
・社長が頼りなくても周囲の人間ができる人なら会社を成功へと導くことが可能だからです。
・将来、頼りのない社長の手助けできるよう頑張るぞ、という意欲になると思います。
・頼りないということは、自分も何か支えられる部分はあるかもしれないし、叩かれているよりマシに感じる。

社長の手助けができればいい、周囲の人間ができる人なら会社を成功へと導くことが可能といった回答が多く見られました。
自分も何か支えられる部分はあるかもしれないという回答にもあるように、社長が頼りないほど社員が一丸となって協力する意識が生まれやすいということでしょうか。
また、やはり社長がネットで激しく叩かれているということに対する抵抗が強くあるようです。

会社の将来性を考えると叩かれていた方が良い?

一方、社長がネットで激しく叩かれている会社を選ぶと回答した人も半数近くいます。
こちら側の意見を見てみましょう。

・企業の存続を考えると、社長が頼りないというところでは不安を感じます。
・社長がネットで叩かれている会社でも決して折れない芯のある社長の所で人生をかけたいからです。
・社長が頼りない会社だと働きやすいかもしれないけれども、会社自体の将来が不安です。
・凄い人ほど叩かれやすいし、悪く言われやすいから。ネットで検索して出てくるくらい有名な社長ならついていきたいと思える。

凄い人ほど叩かれやすい、社長が頼りないというところでは将来性に不安を感じるといった回答が多くありました。
また、決して折れない芯のある社長の所で人生をかけたいという回答にもあるように、ネットで叩かれていることをあえてポジティブに捉え、強い信念を持っている社長の元で働きたいと感じている人もいるようです。
つまりこちらを選んだ人は、「ネットで叩かれている社長」よりも、「頼りない社長」という評判の方をネガティブに捉えていることが分かります。

人によってネガティブに捉える内容は様々

今回の調査では、社長が頼りない会社を選ぶ人がわずかに多かったものの、社長がネット上で叩かれている会社を選ぶという人も半数近くおり、人によって判断基準が異なるということが分かりました。しかし双方に共通していえるのは、ネガティブに捉える内容は様々でも、ネット上や人づての評判を気にしており、それを判断材料として企業を選んでいるということです。
逆に企業側からすれば、社長に関する評判を気にすることで、よりよい人材の確保につなげられるのではないでしょうか。

<アンケート実施概要>
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2014年12月4日~12月10日
■有効回答数:100サンプル

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