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リスク対策はばっちりですか?<人材採用とSNS>
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2015年03月11日
人材採用に関連してSNSを活用している企業は増加の一途をたどっており、昨年、人材採用専用のfacebookアカウントを新規に開設した企業数は6,000社以上に及びます(出典:「人事アンテナ」)。こうしたSNSの活用は新卒採用の現場において特に顕著であり、主に次のような多様な効果が期待されます。
・企業サイトでは伝えきれない魅力を伝える。
・学生の理解を深め採用後のミスマッチをなくす。
・内定者の動向を把握し辞退を防ぐ。
人材採用にSNSを活用しきれてないのであれば、是非、活用を検討するべきで、使い方次第で劇的に成果を導くことも可能でしょう。しかし、運用を間違うと、炎上などの企業の信用にかかわる問題へと発展するリスクを伴います。以下では、人材採用のSNS活用において、知っておくべきリスクについて紹介します。

SNSの特性と就職活動生の情報ニーズを理解する
リスク以前の問題ですが、SNSの特性と、企業の人材採用アカウントに対する学生の情報ニーズを正しく理解する必要があります。
学生は、採用パンフレットや企業サイトなどでの堅苦しい文章や一方的な宣伝文句には十分すぎるほど触れていますので、SNSでは双方向のコミュニケーションや会社の雰囲気が感じられる情報を求めています。このような情報ニーズを無視して、企業サイトと同じような代わり映えしない情報発信のみ行っていては、学生の心をつかむことは難しく、マイナスプロモーションにすらなりかねません。
SNSを効果的に活用するためには、その特性を理解して生かすことが重要です。
個人的な意見やなりすましが会社の公式見解と
とられて問題に
担当者は、発信する情報に責任を負わなければなりません。担当者としては、SNS上での柔らかいコミュニケーションの中で私見を述べたつもりでも、就職活動生からは公式見解さながらに受け取られてしまうことが多々あります。
また、企業のなりすましアカウントを作成して誤った情報を配信する愉快犯も存在しますので、注意が必要です。
担当者は発信する情報に責任をもつとともに、なりすましアカウントが存在しないか、SNS上に目を配ることが重要です。
ソーシャルメディアガイドラインの重要性
最後に、採用アカウント上での内定者管理についてです。
facebookで内定者と人事担当者のグループを作り入社までのコミュニケーションツールに使用していた企業で、公開状態になっていたため、内定者の個人情報が不特定多数のユーザーから確認できる状態になっていたという問題がありました。原因としては、担当者がSNSの仕組みに疎く、適切に設定しなければ公開状態になってしまうことを知らなかったというケースと、SNSの仕組みは理解していたものの、個人情報の取り扱いについての認識が甘かったというケースが考えられます。
このような事態になることを避けるためには、担当者のリテラシーやモラルに一任せず、会社としてソーシャルメディアガイドラインを設定し、これに沿って運用することが重要です。
人材採用における炎上リスク対策資料のご案内
また、先日、人事ご担当者様向けに人材採用における炎上リスク対策セミナーを実施しました。
セミナーに来られなかった方にも、是非知っておいていただきたい内容ですので、これまで公開していなかったセミナー資料を期間限定ながら公開することにしました。
人事担当者、特に責任のあるポジションの方であれば、知っておくべき内容ですので、是非、ご一読ください。以下のリンクからダウンロードできます。


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