ネット炎上
なんらかの不適切な言動をきっかけに批判や誹謗中傷が爆発的に増えること。
なんらかの不適切な言動をきっかけに批判や誹謗中傷が爆発的に増えること。
日本におけるSNSの利用率はここ数年増加の一途をたどり、2015年3月の調査では実に77%に至りました※。企業もこれに比例してSNSをマーケティングに活用しようという動きが高まり、今日では既に一般的なこととなっています。ソーシャルメディアマーケティングは、話題の拡散、属性によるターゲティングや双方向のコミュニケーションといったマーケティングの多様性を生み出し、この成否が顧客エンゲージメントの獲得を左右するようになりました。
しかし、その一方で、ネット炎上件数もまた年々増加し、昨年は遂に1,000件を超え、企業としては、炎上させないSNSコミュニケーション術や、万が一炎上の火種が生じた際にどのように対応するかというリスク管理体制の整備が求められています。これは、ソーシャルメディアの活用を控えるという意味ではなく、ソーシャルメディアを有効に活用するための手段でもあります。
ソーシャルリスク総研は、2007年からソーシャルリスクマネジメントに着目し、事業を行っている株式会社エルテスによって2016年2月に設立されました。ソーシャルリスクを低減させることを目的とした研究機関として、ネット炎上等のソーシャルリスクに関する研究を行い、その成果を社会に還元してまいります。 このサイト上では、企業に役立つ実践的なソーシャルリスクマネジメントについて、定期的に情報発信を行いますので、企業等のソーシャルリスクマネジメントに是非ご活用ください。
※ 13歳以上の男女。(出典)総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)