
個人情報はどこから漏洩するのか分からない
今回のケースのように個人や仲間で楽しむゲームアプリでも、使い方によっては個人情報が漏えいする事態になってしまいました。某インターネットサイトの取材に対してゲームアプリ会社担当者は、「位置情報は、重要なゲーム要素として表示している。1人でプレイしている限りは基本的に位置情報が外部に漏れることはないので、プレイヤー本人がSNSを使う場合だけ十分に注意してほしい」とコメントしています。
今回のアプリに限らずSNSに投稿する際は投稿する写真に写りこんでいる街路樹やガードレールから個人の居住地が特定されることもあります。また、匿名でSNSを利用していたとしても、不適切発言、不適切行為によってネットが炎上すると、SNSで登録しているプロフィールや過去の投稿内容からアルバイト先や勤務先、学校が特定され、個人情報だけでなく写真もネット上で晒されることも珍しくありません。
SNSを利用する際に気をつけること
アプリに限らず企業や個人でSNSを運用する際も、個人情報が漏えいしないよう注意を払わなければいけません。今回のケースでは企業側からコメントがあった通り正しく利用をしていれば、位置情報=個人情報が外部に漏れることはなかったのですが、一部の「リテラシーの低いユーザー」の行為により、今回の事態にまで発展してしまったのです。ユーザーのリテラシーによっては、今回のような事態も引き起こされてしまうので、企業側はこのようなリスク表出を逃さないよう「モニタリング」を日頃から行うことをお勧めします。
エルテスでは、SNS運用コンサルティング、一般従業員向けのソーシャルメディアガイドラインの策定、研修の実施、Webリスクモニタリングを提供しています。ご興味ある方は、お電話またはWebフォームから資料をご請求ください。

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